ネット婚活の記録

37歳で開始し、47歳で終了した10年間のネット婚活の記録です。

2020年01月


3回のお見合いを経て、私もだんだん疲れてきました。

お会いしたのは3人ですが、その裏で数百人の方からお申込みをもらい、プロフィールを確認し、何人かの人とメッセージ交換をしています。

プロフィールを読むだけでも、毎日寝不足です。

100人からお申込みをもらったとして、そのうち、返信したいと思える人は10人程度。
さらに、メッセージ交換をして、お会いしたいと思える人は数人程度です。

お会いすると決めたら、日時と場所を確認し、髪型、メイク、服装を整え、お見合い相手のプロフィールを頭にたたきこみ、いざお見合い場所へと向かいます。
それで、貴重な休日はほぼ潰れてしまいます。

やっとお会いした3人とも、再び会いたいとは思えませんでした。

「もう婚活を終わりにしたい。」
「早く結婚してしまいたい。」

この頃は、とにかくそう思っていました。



2人目のお見合い相手、ハヤトさんの記事に対して、コメントをいただきました。


(お断りした)決定的な理由って何ですか❔


確かに、あの記事を読んだだけでは、なぜお断りしたのか、よく分からないですね

ハヤトさんは、年齢も近く、有名企業に勤める会社員で、結婚相手としての条件は良かったと思います。
最初は、話が弾まず、ランチの間もそっけない雰囲気でしたが、その後は徐々に打ち解けて、スムーズに会話をすることができました。

お仕事や日常生活についてのお話をお伺いしても、堅実な雰囲気が伝わってきて、こういう方と結婚したら、安定した生活が送れるのでは、と思われました。

ですが、私は、彼とおつき合いしている自分をどうしてもイメージすることができませんでした。
単純に「もう一度、お会いしたいか?」と考えた時に、お会いしたいと思えなかったのです。

条件が良く、人柄も悪くない。
お相手も「また、お会いしましょう」と仰ってくださっている。

それをお断りするなんて、もったいないお話だとは、重々承知のうえで、それでも、彼と交際し、結婚する、という選択は、私にはありませんでした。


「タイプではなかった。」

身も蓋もない言い方ですが、結局のところ、そういうことだったのかもしれません。

「それならば、2件目のお店になど行かず、お断りすれば良かったのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

過去の記事にも書きましたが、実際、それは、私自身も自問自答したことです。

ですが、お食事を終えたその時点では、私はそのまま帰ることに申し訳なさを感じていたのです。
週末に、貴重な時間を潰して、わざわざお見合い場所まで足を運んでいます。
それは、ハヤトさんも私も同じ。

お相手に多少なりとも期待をし、時間とお金をかけて会いにきて、ただ数十分向かい合い、座って、食事をする。
食べ終わったので、はい、さようならでは、あまりにも寂しいです。

少なくとも、ハヤトさんは、一緒にいるのが苦痛とか、食事を終えたらすぐにでも逃げ帰りたいとか、そういう方ではありませんでした。

タイプというわけではないけれど、せっかくお会いしたのだから、せめてもう少しお話したい。
そう思って、お話してみたけれど、再び、時間をとって、またお会いしたいとまでは思えなかった。

「ハヤトさんのここがNG」というような、決定的な理由があったわけではありません。
ですが、まだ好きになっていないお相手と会い続け、交際するには、かなりのエネルギーを要します。

そのエネルギーを、ハヤトさんのために持つことが私にはできなかった。
それが、答えなのかな、と思います。


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3人目のお見合い相手、ミツヤさんは、ちょっと変わったプロフィール写真の男性でした。

お写真に違和感を感じつつも、そのメールのやりとりは楽しく、寝不足になるほどでした。

そして、実際にお会いしたミツヤさんは、お写真のイメージに反して、真面目そうな方でしたが、お見合いに慣れていなかったのか、汗をびっしょりとかき、緊張で震えていらっしゃいました。

私もどうしたら良いのか分からず、お見合いの間、終始、戸惑っていました。

結局、お断りしてしまいましたが、ミツヤさんからは、その後にもう一度だけ、メールがありました。

「分かりました。早めの返信をありがとう。潔く諦めます。また、無理にとは言いませんが、今後の参考にするため、気が向いたら僕の何がいけなかったのかアドバイスをいただけたら嬉しいです。」というものでした。

フィードバックを求めるところなど、さすがに人事部の方だなと思ったのを覚えています。

また、改めて、真面目に婚活をされていた方だったと分かって、ホッとしました。

ですが、私は、それ以上返信する気持ちにはなれず、彼の何がいけなかったかを指摘するのもおこがましく思い、そっとお別れしました。


こうして、3回目のお見合いが終了しました。 
 

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食後、お店を出たところで、ミツヤさんに「名刺交換をしましょうか?」と提案されました。

正直、驚きました。
お話も弾まず、なんだか気まずいお見合いでしたので、ミツヤさんがもう一度、私とお会いしたいだろうとは思わなかったからです。

ミツヤさんから名刺交換を提案され、私は、咄嗟に「名刺は持っていないんです。すみません。」とお断りしてしまいました。


私はもう、この時点で、彼とおつき合いすることはないだろうと思ってたのです。

帰宅後、ミツヤさんからメールがありました。
お会いする前と変わらず、長いメールでした。

ですが、その内容は、これまでの楽しいメールとは一転して、例えや難しい言葉、四字熟語を多用したよく分からない内容でした。


詳しくは忘れてしまいましたが、「あなたの〇〇のような瞳に見つめられると云々~」とか「唯我独尊が云々~」とか、そんな内容でした。

そして、最後に「今日は緊張でうまく話せなかったので、もう一度チャンスをください。」とありました。

残念ながら、ミツヤさんとの将来は考えられなかったので、丁重にお断りしました。


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いよいよ、ミツヤさんとのお見合いの日がやってきました。

ミツヤさんは、プロフィールのお写真が独特であったため、私はお会いするときまで警戒をしていました。

ですが、実際にお会いしてみたミツヤさんはというと、プロフィール写真を見て、案じていたようなおかしな人ではありませ
んでした。

ただ、とにかく緊張をされていました。

お食事の間中、汗をかき、手も声も震えていました。
そして、何度かトイレに立たれました。

「正直、緊張しています。」と仰っていましたが、本当に気の毒なくらいでした。

ミツヤさんがあまりにも緊張されているので、私もどうしたらよいのか分からず、まったく話が弾みません。

当時は私にとっても、まだ3回目のお見合いで、どうしたらお相手の緊張をほぐすことができるのか分かりませんでした。

あそこまでお相手を緊張させてしまうなんて、きっと私の顏もこわばっていて、怖かったんじゃないかと思います。

申し訳ないことをしました。 


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