ようやくお会いできて、お食事がスタートしたものの、なんだか、カズシさんの表情が乏しく、会話が続かないな、と思っていたら・・・。
ナイフとフォークを持ったまま、舟をこぎ始めたカズシさん。
これには、私も困ってしまいました。
テーブル越しにつついて起こすというわけにもいきません。
カズシさんも必死で目を開けていようと努力されているのは分かるのですが、何度も意識が飛んでしまうようで、すぐに会話が中断してしまいます。
今にして思えば、思い切り笑い飛ばして、ネタにしまえば良かったかもしれません。
ですが、この時の私は、初めての出来事に、どう対処していいのか分かりませんでした。
もしも、カズシさんが、寝落ちしていることを認めてくれたら、「お疲れのようなので、今日はもうお開きにしましょう。」と強制終了することもできたかもしれません。
そうできなかったのは、カズシさんが、必死で、寝落ちしていることに気づかれないようにふるまっていらっしゃったからです。
時々、意識を失って、うとうとされるものの、数秒で、はっと気づかれて、ムリヤリ瞼をこじあけて、また会話を続けようとされるのです。
まるで、「え? 僕、寝てなんかいませんけど?」という風に。
そんな姿を見ていたら、なんだか、お気の毒になってしまい、私も気づかないふりをすることしかできませんでした。
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ナイフとフォークを持ったまま、舟をこぎ始めたカズシさん。
これには、私も困ってしまいました。
テーブル越しにつついて起こすというわけにもいきません。
カズシさんも必死で目を開けていようと努力されているのは分かるのですが、何度も意識が飛んでしまうようで、すぐに会話が中断してしまいます。
今にして思えば、思い切り笑い飛ばして、ネタにしまえば良かったかもしれません。
ですが、この時の私は、初めての出来事に、どう対処していいのか分かりませんでした。
もしも、カズシさんが、寝落ちしていることを認めてくれたら、「お疲れのようなので、今日はもうお開きにしましょう。」と強制終了することもできたかもしれません。
そうできなかったのは、カズシさんが、必死で、寝落ちしていることに気づかれないようにふるまっていらっしゃったからです。
時々、意識を失って、うとうとされるものの、数秒で、はっと気づかれて、ムリヤリ瞼をこじあけて、また会話を続けようとされるのです。
まるで、「え? 僕、寝てなんかいませんけど?」という風に。
そんな姿を見ていたら、なんだか、お気の毒になってしまい、私も気づかないふりをすることしかできませんでした。
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